最強馬
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└1流馬
├アドマイヤムーン
├カワカミプリンセス
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└
├ドリームパスポート
├サクラメガワンダー
├メイショウサムソン
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└その下
これを見てもわかる通り、2007年3月29日現在で、アドマイヤムーンはこの2006年度クラシック世代の牡馬ランクで1番になっています。
しかし、タイキシャトルやサイレンススズカ、グラスワンダーやアグネスタキオン、ディープインパクトなどの最強クラスまでのお馬さんでは無いので、過信するのも危険な1番人気。
8頭立てで英ブックメーカーの1番人気ですね。
他の海外馬の真の力は分からないので実力で順位を付けるのは難しいとは思いますが、この度、日本がパートⅠ国になった事も1番人気になった影響があるのでしょう。
日本ではまだまだ認知の低い海外競馬ですけど、パートⅠ国とパートⅡ国の差というのも、こういったオッズにも影響するのかもしれませんね。
週末は雷雨・豪雨・強風といった大荒れの低気圧の予想はハズれ、変わりに「能登半島地震」が石川県を襲いました…
さて、競馬の話に戻すと、中京競馬場は予想ほどではなかっけど雨が降り当日の馬場にはその影響が如実に見られていました。
馬場の内側3頭~4頭分ぐらいは「死のコース」と言えるほど芝が荒れ果ててダートに近い力の要る馬場でした。
その外目になると緑が見え、馬場も良好で最後の直線まではこの良好な芝の最内をピッタリと追走していたのは武豊さん騎乗のスズカフェニックス。
このあたりのポジション取りとレース運びはさすが武豊ジョッキーというべき騎乗で見直せば見直すほど、惚れ惚れするほどスマートな騎乗です。
スタートして馬場の良い理想的なポジションを確保すると、外から被せられて前をふさがれないようにスルスルと好位置を確保。
しかし、よくレースを見てみるとどうしてあれだけスマートなポジションと進路を確保出来たのか?
これを解明したくなってレースをよく見てみると、
15番のコスモフォーチュンの川島信二さんが、武豊さんのスズカフェニックスを援護していたようにも見えなくありません。
第1コーナー手前で馬群の中に包まれそうになった時に、13番タマモホットプレイの渡辺薫彦さんが武さんに寄られた時に張り合わず外に行き、そこを武さんが突いて第一関門突破!
続いて外目にいるコスモフォーチュンが外から迫ってくるペールギュントさんをブロックして、前方で壁になっていたオレハマッテルゼが内に寄った為にスーパー進路を確保!
通常であればコスモフォーチュンはコーナーが近づいているので空いている内側にに馬を寄せて後ろや横の馬にそのポジションを取られないように動くものなのですが…
この行動の真意はわかりませんがペールギュントの上村騎手に外から被せられるのが嫌だったのと、より良い外目の馬場に行きたかったのと判断しても、少し疑問が残る前半戦。
ちなみに小回り中京コースで好位を取りながらも手綱を抑えて引いていたのはこの4頭。
10番モンローブロンド(岡部誠)
7番スピニングノアール(福永祐一)
9番マイネルスケルツィ(柴田善臣)
15番コスモフォーチュン(川島信二)
そこで全体ラップに目を通してみると
12.0
【参考資料:昨年】
11.9
この流れを見ると重という事を考慮してもG1の短距離戦では楽なペース。
そしてよく見ると、昨年の荒れた馬場と大差ないラップタイム。
勝負所の反応の速さの違いが良と重の違いなのでしょうか。
雨降るとコーナーワークで滑りやすいですからね。
それにしても武豊さんもうまいですねー。
中京のスパイラルカーブを上手く利用して、重馬場で内が苦労しているなか、ギリギリの外目をグイグイとスピードを乗せて、そのままコーナーを出て行くポジション取り。
スピードを殺すこと無く、直線向いてスムーズに馬場の中央に持っていくテクニック。
あれだけの競馬をされると、元々の底力が違う事もあってこの時点で勝負アリでしたね。
本来であれば、こういうポジション取りが出来なかったお馬さんなのですけど、それほどマイル路線とスプリント路線では力の格差が大きいという事なのでしょうね。
ペールギュントもあれだけ不利な立場が続きながらもここまで差してくる辺り、復調というよりも相手関係が楽だったのが大きいのかもしれません。
不利らしい不利があったとすれば柴田さんのマイネルスケルツィなんだけど、コーナー出口で外に出そうして進路をペールギュントの内で確保したと思った瞬間、
内からプリサイスのアンカツさんに一歩先にそこに入り込みブロックされて一旦小さなブレーキ。
そしてそこからもう一度外に出して再び追い上げるという不完全燃焼の競馬でしたが、これも勝負所で仕掛けを遅らせたのが、一番の原因なので仕方ない結果。
ちなみに、今回ペールギュントとスズカフェニックスに関しては、裏情報として牧場経由で絶対にくるという情報があった模様。
それを知ったのは日曜日の夜なのですけど(^^;)。
私の知り合いの方たちは3連単的中のお方が数人いて、100円で買った人300円で買った人、〇〇円で買った人など、話を聞いてビックリしました。
そんな方と話をする度にみんなクチを揃えて「今回当てたんじゃない?買いそうな馬券だったでしょ」と言われて肩身の狭い思い…(笑)
私も負けずに高配当GETして100万オーバーの払い戻ししなきゃね。
ドリームパスポートくんはドリパスの愛称で人気のお馬さん。
ドリパス君の強さは、安定して使える34秒台の脚を持っていることです。
前に行っても後ろにいても使える脚は同じなので、出来るだけ前に付けて競馬をさせてみたいお馬さんです。
ドリームパスポートの弱点は折り合いと言われていますが、元々は1800~2000mあたりがベスト距離のお馬さんなので、距離が長いダービーや菊花賞にジャパンカップに有馬記念と折り合いが問題と言われても何もおかしな事ではありません。ベスト距離でもないのに結果を残せているあたり、さすがこの世代の門番として君臨しているだけはあるトップクラスのお馬さんです。
ドリパス君と言えば、きさらぎ賞では単勝2番人気の4.2倍という、この馬の実力からしてバカにされているとしか思えないオッズになっていた時がありました。
本来なら単勝一本被りの1倍台が正しい評価です。
この時の1番人気がメイショウサムソンで3.4倍。
さらにこのきさらぎ賞ではマイネルスケルツィが単勝7番人気とこれもバカにされているとしか思えないオッズでした。
これは競馬ファンが見る目がないとかではなくて、よほど酷い情報操作が行われていたように思えます。
さてさて、話は現時点に戻って阪神大賞典!
神戸新聞杯 ⇒ 菊花賞 ⇒ ジャパンカップ ⇒ 有馬記念 ⇒ 放牧 ⇒ 阪神大賞典
まともに考えればこのローテーションはかなりハードなレース日程です!
その昔、天皇賞秋 ⇒ ジャパンカップ ⇒ 有馬記念 という古馬ローテーションは馬の消耗が激しすぎて並みのお馬さんでは乗り切れないと言われていました。
秋にG1を3戦して乗り切るというのは、本来なら過酷なモノなのです!
ドリームパスポートの場合は、菊花賞からの3歳ローテーションなので一概には古馬と同じには出来ないのですけど、それでも通例は菊花賞を使ったらその年は終わり、もしくは出ても有馬記念というのが3歳秋。
昔と違うのは、天皇賞など一つのG1に対する想いというのが低くなってきているように思えます。
どうしても天皇賞を勝ちたい!どうしてもG1を取りたいというような強い意志が感じられないのです。
G1というのは、各馬が目指す執着地点です。
それが昨今ではG1でさえ先に見据えたG1へのステップレースとして使っているお馬さんが多くて、全体としてのレースの質が下がってきているように見えてなりません。
その傾向が一番強く出ているのは天皇賞秋だと思います。
天皇賞秋と言えば日本ダービーに次いで勝ちたいレースの筆頭です。
それが、天皇賞秋~ジャパンカップ~有馬記念を全て勝つともらえるボーナス賞金の為に、天皇賞秋でピークに持ってくるお馬さんが少なくなったのです。
これが良いのか悪いのかはわかりませんが、間違いなく天皇賞秋のレースの質は下がっています。
えーと、話が脱線してきたので強制的に元に戻すと、ドリームパスポートの昨年秋のローテーションは過酷に見えて実はそれほど過酷では無かったのはないでしょうか?という仮説が成り立ちます。現在の競馬界では世界的に長距離に対する価値が下がっている事もあって日本国内でも長距離に対する意識が下がっています。これは生産レベルから長距離を無視して、現在の主流であるマイルと2000m前後の中距離に集中しています。だから菊花賞でさえも、クラシック三冠と格付けはされているけど、日本ダービーと皐月賞に比べて価値を見出せない風潮になっているのも確かです。3歳の時にしか挑戦できない菊花賞を捨てて実力が足りないのは分かりつつも天皇賞秋に出走するのもその傾向の一つです。
だからこそ突出した長距離馬もいなくなり、菊花賞でさえその先にあるジャパンカップや有馬記念へのステップレース化が始まっているのです。
阪神大賞典を前にした10日前のドリームパスポートの馬体を見てみると、毛艶こと冬毛が若干残っていて見栄えが悪いものの、馬体の仕上がり具合とハリは及第点をあげられるデキになっています。胸筋あたりは、まだ戻りきっていませんが、この馬の武器である末脚をささえるトモは臨戦態勢にあります。そして鞍上は今期絶好調の安藤勝巳ジョッキー!
132レース中 35勝
◆ 26.5% 勝率
◆ 42.4% 連軸率
◆ 53.7% ワイド率
最近は成績が下がり気味とはいえ、これは驚異的な数字です!!
そんなドリームパスポートは恐らく単勝1番人気で単勝も2.2倍ぐらいになるのかな?どんなレースを見せてくれるのか楽しみです。
長距離戦での強さなら、昔から言われていましたが常にTOP3には君臨する強さを持つお馬さんがアイポッパー。
ディープインパクトがいた時でさえも2番手、もしくは3番手と言える強さを持っているお馬さんです。
ディープインパクトも引退し、他の有力馬も引退していき、古馬長距離戦線では現役ナンバーワンと言える存在です。
ただ、アイポッパーも既に7歳になり、そして右前脚の裂蹄での休み明け。
実力は認めつつも、これはかなり不安な材料です。
サラブレットというのは、3歳夏頃から急激に成長していき、4歳を経て5歳が一番強い時期と言われます。
そして6歳から7歳にかけて能力は落ちていき、8歳9歳となると現役のサラブレットとしてはスピード能力で対抗出来ずにスピードを必要としない障害などに活躍の場を求めることになります。
今回の阪神大賞典の場合は、まだ3月という事もあり、7歳も6歳後半とギリギリ同じようなレベルだと判断は出来ますが、裂蹄(爪の不安)に関してはかなり危険な材料だと言わざるをえません。サラブレットというのは爪はとても重要な部分です。爪の病気で安楽死にまでいたる場合もあるぐらい大事なのです!馬という生き物は歩いたり走ったり出来ないと死んでしまいます。レース中に骨折して安楽死というのはこの典型です。
それだけに完治していないとレースには使ってきませんが、強い調教もする事が出来ないので調整不足で休み明け初戦は凡走するのが大半のお馬さんです。
見た目上馬体は仕上がっていても内臓面を含めた内面が走れる状態に出来上がっているのかどうか…ここが重要な部分です!
メイショウサムソン君は2006年度のクラシック2冠馬。
でも、正直このお馬さんは2冠馬というレベルの馬じゃなくてG2クラスのお馬さん。
だから今回はメンバーにもよりますが、好勝負出来るかもしれません。
メイショウサムソンの場合はラシックが始まる前からずーと言い続けていることなんだけど、あくまでもこの世代の一流馬の一つ下というランクの馬です。
それなのに、皐月賞とダービーを勝った事から過剰人気しすぎているのが現状です。
皐月賞もダービーも目に見えてメイショウサムソンのデキが良くて、他の有力馬のデキが悪くて、結果として勝ったというだけに過ぎません。
他の馬がクラシック本番に向けて万全に持ってこれなかった事で、その結果がイコールで力関係と誤認?!させられ過剰報道とこじつけたドラマ性によって生まれた人気なのです。
それでも、
古馬陣そのものレベルが下がって質の低いお馬さんしかいないため、この先も押し出されて人気しているから、結果として人気になるのは間違ってはいませんが、その人気に等しい実力を持っているというわけではないので、自分より人気が無くて強いお馬さんがいたり、近い力関係のお馬さんで出てきた時には、冷静に判断して予想しなければいけませんね。
ちなみに
菊花賞での1番人気
ジャパンカップでの4番人気
有馬記念でも4番人気
これはどうみてもおかしなオッズです!!
菊花賞は100歩譲って3冠を期待する人、期待させようとする人などによって作られた1番人気だとは思いますが、それでも冷静に判断できる人であればメイショウサムソンが3冠馬になれる器ではないことは分かっていたと思います。ジャパンカップにしても有馬記念にしても、ディープインパクトの引退もあって話題作りに必死だった頃とはいえ、メイショウサムソン君にはちょっと可哀相なぐらい重い重圧です。
これと似た現象はテイエムオペラオー、ナリタトップロード、ラスカルスズカの3強時代のラスカルスズカ。
この時はもっと酷く、OPの万葉Sを勝っただけの馬が、G1馬と肩を並べて3強と称されていた時代ですから…
阪神1400mとう舞台で行われるG2重賞のフィリーズレビューで圧倒的な1番人気が想像されるアストンマーチャン。
果たして彼女はどれぐらい強いのでしょうか?
阪神ジュベナイルフィリーズでは1600mという自身にとってギリギリと思える距離で当時はまだ無名に近かったあのウオッカに破れ、クビ差の2着。
これで桜花賞への感触は掴めたからこの負けも問題ないと言い放った陣営。
とはいえ、内心は1400mまでならウチの馬が一番強い!ウオッカにも負けない!という強い意志を感じました。
そんなアストンマーチャンのウリは、スピード。
スピードと言っても一瞬のキレや動きの軽やかさなどではなく、全体的な絶対スピードの高さになります。
小倉、そして京都と好タイムで快勝してきたアストンマーチャンには、その名前からもスパっとキレる脚を想像される場合があります。
しかし実際のレース映像はそうではなく、少し掛かり気味に飛ばして後続に脚を使わせて封じるタイプの先行馬。
前が遅ければ行ってもいいし、速ければ好位で折り合わせて直線手前で仕掛けて引き離す競馬もできる。
でも決して器用なタイプではなくて、少し掛かり気味に追走して直線も渋とく伸びていく競馬をしています。
この手のタイプは短距離よりも中距離で良さを出すのですが、アストンマーチャンは阪神FSの時点ではやっぱり1400mまでのお馬さん。
この休養で1600mでも強さを発揮出来るように陣営は策を労すと言っていましたが、果たして上手くいったのでしょうか?
フィリーズレビューを使ってきた事から逆算すると、1600mで通用するお馬さんになったかならないかは、武豊騎手の手捌きでわかると思います。
従来通り、先行して押し切る競馬であれば、以前と変わらず距離不安は解消されておらずあまり馬自身が変わっていない事を証明します。
逆に、無理矢理にでも抑えて後方一気の競馬をすると、この休養期間である程度、策を労してきた事を試していると判断できます。
今回のフィリーズレビューでアストンマーチャンが「アルーリングボイス」になるのか?「スイープトウショウ」になれるのか?
大きくこのお馬さんの未来を左右する戦いになりそうです。
正直な話、このメンバーで1400mで、2歳で終わるような早熟馬でなければ、単勝は鉄板中の鉄板です。
純粋に力の次元が違います。(早熟でなければ…)
ウオッカ1強にダイワスカーレットが続いて、その3番てにアストンマーチャンという図式が出来つつある世代番付。
これをひっくり返すには目の覚めるようなパフォーマンスが必要だと思うので、アストンマーチャンには後続をちぎってレコード勝利するぐらい強い競馬を見せてもらいたいですね。
「ウオッカ」vs「ダイワスカーレット」
見た目の勝敗はウオッカさんの完勝の形になりましたね。
さて、この2頭の実力差はどれぐらいあるのでしょうか??
今回のレースを見ると、アンカツさんと四位さんは、相手はこの馬だけと決めていたみたいだし、共に桜花賞への出走は大丈夫だったし、結果もそうだけどレース内容も大事という事で、競馬を盛り上げようと演出にもこだわっていたように見えます。仕掛けたのはアンカツさんの方かな。
スローの流れでラスト3Fだけの競馬。
ダイワとウオッカさんの一騎打ちとなったわけだけど、
ウオッカの脚を測る為に待ったアンカツさん。
ダイワスカーレットの誘いにあえて乗った四位さん。
ダイワスカーレットは自身が苦手とする瞬発力勝負をトライアルだからあえて選び、ウオッカの実力を査定に入りました。
ギリギリ待ってウオッカが並びかけるまで馬を抑えて、並んだらGOサイン。この時点で半分は負ける事も想定の範囲内だったと思います。
ディープの凱旋門賞と同じで、後方から行き脚が付いているお馬さんと、ギリギリまで抑えてOFF⇒ONの瞬発力勝負だと、絶対的に最初からスピードに乗っているお馬さんの方が有利です。ギリギリまで抑える競馬が合うのは道中のペースも速く先に仕掛けたお馬さんがゴール前でバテるパターンです。
ダイワの場合は、仕掛けを完全に遅らせて本番に向けて純粋に脚を測りにいきましたね。ダイワは上がりタイムをソコソコ出しているので瞬発力タイプだと勘違いされやすいですけど、兄ダイワメジャーと同じで少しズブイタイプです。一瞬のキレが無い為にトップスピードに乗るまで時間が掛かります。それをわかっていながらあの競馬をしたという事は、今回はトライアル用で負けても大丈夫という意識があった事になります。もし今回が桜の本番であれば、ペースとウオッカの位置取りから考えて直線手前から追い出して直線向いてラスト2F残して差を広げておいて粘り込みという競馬をしていたハズです。
それをしなかったのは、どれぐらいのアドバンテージを持っていれば差されないかというのを確認したかったのではないでしょうか。
ウオッカは、相手が脚を測っていた事もわかってあえて誘いに乗りながらも直線でムチも入れず、100%の実力を隠して勝負しました。ムチを入れなくても道中が非常に楽だった事もあって、行き脚がついている状態で、ダイワの反応がズブイのも分かっているので、並んだ段階であと300m。最後の急坂もあるので、それを見越して差し返せないと計算し本番に向けて出来るだけ反動を残さないようにとの判断だと思います。
お互いがお互いを意識した戦いで、水面下で世代ナンバーワン牝馬の座をかけて火花がバチバチと見えたような気がします。
ゴールして四位さんのニヤリ、アンカツさんの苦笑いは、してやったりの四位さん、作戦を見破られたアンカツさんの苦笑いに私は見えてなりません。
お互い真の実力を隠してた状態でのワンツーなので、他のお馬さんとは明らかに実力差はありますが、この2頭の対決はまったくもって決着は付いていません。
これで今週走るアストンマーチャンがフィリーズレビューを圧勝してくれると本番の桜花賞がとても楽しみになりますね♪
弥生賞のラップライム
12.3 - 10.6 - 11.6 - 12.8 - 12.5 - 12.6 - 12.9 - 11.8 - 11.7 - 11.7
このレースは見所満載のイイ競馬でした。
まず、スタートするとモチが出も決めて押して先手を奪おうかとする所に、内からノワールシチーとインパーフェクトが押して上げていき、サムライタイガースも馬ナリで先手を伺う。
今回の弥生賞では全体的に先週の中山記念でのローエングリンの逃げ切りが強く影響されているように見えました。
隊列はサムライタイガースも後藤騎手としては先週のローエンと同じような競馬を目指していたようなのでハナを叩こうとした瞬間、内のインパーフェクトが強気にグイグイ押して大逃げ覚悟の競馬で勝負に出てきましたね。
この先手争いでは、中山の急坂で10.6秒、そしてその先の上りでも11.6秒という厳しい流れになり、モチより先に行っていた組は見た目以上に脚と使わされていた事になります。
理想的なハナ位置はモチの取った位置取りになりますね。
この上り坂での先行争いが終わった後の下り坂では12.8秒12.5秒とこれも想像以上にゆったりと下って行きました。
続く平坦では12.6秒そして12.9秒とまたまた想像以上に落ち着いた流れとなりましたが、サムライタイガースにノワールシチーがこの2Fに差しかかった辺りで一気に押し上げて先手を奪いに行きました。
後藤騎手としては先週と同じ様な競馬で後続を封じようとしたとは思うのですが、なにせ最初の3Fで無理していて、息を入れたのが下りの2Fだけというペース配分だったのと後続が釣られて脚を使う事無く溜めていたので、ノワールシチー共々さすがに最後の3Fでは伸びる脚は残っていませんでしたね。
ハナを叩いたインパーフェクトは最終コーナーまで息を入れて脚を回復させたい所でマクられてしまったので終わりましたが、権利を取るための一か八かの競馬としてはとても良かったと思います。
この平凡に見えて実は出入りの激しい流れを見事に制したのはアドマイヤオーラ。
虎視眈々と先行勢のペースに惑わされてず自分のリズムで道中は追走して勝負所のラスト3Fから動いて勝負を決める内容で、直線も右に左にフラフラとヨレながらの勝利は見た目以上に強い内容でした。
先行勢を潰すタイミングと後続に差されない仕掛けのタイミングなどほぼ完璧で、武さんは小細工を通用させない競馬をしましたね。
2着に入ったのはココナッツパンチでこの結果もある意味妥当なモノと言えると思います。
どちらかと言うと、皐月やダービーよりもNHKマイルでどんな脚を使うのか見てみたい気がします。
3着のドリームジャーニーは想像以上に頑張って馬券圏内に入ってきました。
私的にはもっと凡走するかと思っていたので、2歳チャンピオンの底力も感じましたが、今回の状態でこれだけ走れば上出来だと思います。
2000mでも走れる事も証明出来たし、結果上々のトライアルになったと思います。本番で逆転が可能かどうかは・・ちょっと微妙ですけど。
強さという点で見た場合、フサイチホウオーの方がスケールが大きくまだ一歩抜けている感じはしますが、
皐月賞の舞台なら、アドマイヤオーラはフサイチに対してイイ勝負が出来そうです。
そんな弥生賞でした....
この度、晴れて競馬のパートⅠ国になった日本(JRA)だけど、思わぬ落し穴が待っていました。
国際セリ名簿基準委員会より
『 G1、G2、G3 』 などを使ってはいけません!!
使って良いのは国際グレードレースだけですというお達しを受けました。
2007年度現在で国際グレード付けされているレースは全部で60レースで
【G1 / 12レース】
フェブラリーS、高松宮記念、天皇賞(春)、安田記念、宝塚記念、スプリンターズS、天皇賞(秋)、エリザベス女王杯、マイルCS、ジャパンカップダート、ジャパンカップ、有馬記念
【G2 / 15レース】
京都記念、中山記念、阪神大賞典、日経賞、産経大阪杯、マイラーズC、サンスポ杯阪神牝馬S、東海S、京王杯SC、金鯱賞、セントウルS、産経賞オールカマー、毎日王冠、京都大賞典、スワンS
【G3 / 33レース】
中山金杯、京都金杯、ガーネットS、平安S、東京新聞杯、根岸S、京都牝馬S、シルクロードS、ダイヤモンドS、阪急杯、中京記念、中山牝馬S、マーチS、ダービー卿CT、福島牝馬S、アンタレスS、新潟大賞典、エプソムC、CBC賞、マーメイドS、七夕賞、プロキオンS、関屋記念、新潟記念、朝日チャレンジC、京成杯オータムH、シリウスS、府中牝馬S、富士S、武蔵野S京阪杯、鳴尾記念、愛知杯
このレース以外にG1、G2、G3の格付けをしてはいけないとなると、
皐月賞に日本ダービーに菊花賞といったクラシック三冠がただの高額賞金レースになり、生産者やオーナーとしてはどこを目標にするのか?
従来通りの日本ダービーを頂点としたクラシックに重点を置くのか…
国際グレードレースを目標としていくのか…
非常に難しい選択となります。
クラシックでGの格付けが使えないという事は、
種牡馬業界として大きな事で、いくらダービーを勝っても、クラシック三冠を取ったとしても、
そのお馬さん自体はパート1国入りした日本では、国際価値の無いお馬さんとして評価されなくなるのですから・・・
JRAの選択肢としては、なんとかムリクリ国際セリ名簿基準委員会に掛け合って接待をして、何らかの形で従来通りGの格付けを使わせて貰うか…(これは正直難しいと思います)
Gに変わる「JG」とか「H」とか何かしら新しい格付けを作るしかなさそうです。
さてさて、これは大きな改革が必要となりそうですね。

